「ザ50回転ズ」で青春回帰!
こんにちは
ようやく買いましたよ
こちら!
ザ50回転ズの9年ぶりとなるフルアルバム、「ザ50回転ズ」!
今日はこのCDを聴いた感想を書いていきたいと思います。
はじめに
遡ること2017年の12月。
俺は渋谷のclub Quatroに来ていた。
そう、その日は50回転ズのツアー、「Goodbye Seventeen Tour」が行われる日だった。
今回購入したアルバムが発売されたのは翌年の2018年1月17日。
つまり、このツアーはアルバム発売に先駆けたツアーになる。そのため、最新アルバムに入っている曲はその日のライブで初めて聴くことになるのだ。
俺は50回転ズが今まで出して来たアルバムはだいたい聴いて来たため、どの曲が新曲かはある程度わかった。
その時の新曲に印象としては、"エモーショナルな曲が多いな"ということだった。
これは正直ライブ効果もあったかもしれない。
けれどもその歌詞とメロディの良さが引き立つようなライブだったのを覚えている。
実際に聴いてみた
これはやばい。
1時間半くらいのドライブのお供として聴いてたんだけど、このアルバム3周くらいずっと聴いてた。ていうか聴けば聴くほど良さが増してくる感じ。
何曲か簡単にレビューしようと思う。
1. Vinyl Change The World
ザ50回転ズ『Vinyl Change The World』MV Full Ver.
これは一応2016年に7インチレコードで発売されていた曲。
俺はレコードプレイヤーを持っていなかったので、このYouTube音源で死ぬほど聴いていた。
個人的な話だがちょっと昔、辛いことがあった時など、音楽とともにそれを乗り越えてきた自分に重ね合わせてしまうようなエモーショナルな曲だ。
言っておくが、この音源と、アルバム音源は雰囲気が全然違う。
アレンジされているのだ。
ベースラインやギターの細かいフレーズ、歌詞やボーカルエフェクトなど。
この2年くらいでおそらく今の形に姿を変えたこの曲は、まさに感動ものだった。
ちなみに余談としては、この前のライブには俺の影響で50回転ズを聴き始めた友達と一緒に行ったのだが、この曲の良さに号泣してしまったらしい笑
2. ハンバーガーヒル
この曲は、アルバムが発売される前にYouTubeに挙げられていた唯一の新曲だった。
攻撃的なリフトAメロが特徴的だが、サビになるとガラリと視界が開けるようにその姿を変える。
しかし、そのメロディとは裏腹な儚げな歌詞がまた印象に残った。
3. 星になった二人
この曲はひと聴きボレだった。
懐メロのようなメロディと、ロマンチックでちょっと照れ臭い歌詞。
その時代を知らない自分が、なぜか懐かしく、微笑ましい気持ちになる。
最高の一言に尽きる。
9. 11時55分
これはライブでやってくれて、好きになった曲。
聴きながら、窓から爽やかな風が流れてくる、夏の高校の教室を思い浮かべてしまった。
あの頃の青春が一瞬にして蘇る曲。
11. あの日の空から
俺的にこのアルバムの中で1番好きな曲。
これはライブの時に、アンコールで出てきて何も言わずに1曲目でやっていた。
思わず涙腺崩壊。
歳をとり、若かった頃の夢や希望をなくした主人公に、過去の自分が喝を入れるという歌詞である。
これは聴いたひと皆が元気付けられるのではないだろうか。
これ以上俺のこの語彙力で解説したものなら、この名曲に邪魔なフィルターがかかってしまうので、ぜひこの曲は自分を見つめながら聴いてほしい。
まとめ
セルフタイトルのアルバムだけあって、名盤だなぁという感想でした。
ほかアルバムに比べると、パンク感というよりも、いい意味で、日本の古臭いロックという曲が揃った風に感じた。
現在ではApple Musicをはじめとする音楽配信サービスでも配信が始まったみたいなので、まだ50回転ズを聴いたことない人も、聴いてみてほしい。
おしまい